最初に英語に触れる時【子ども英語教育熱に物申す】 - できる!英語学習 究極のヒント

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 日本で独学でバイリンガルになった著者が、自身の豊富な経験を元に、英語学習に役立つヒントをシェアしています
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著者紹介


川合 亮平 Ryohei Kawai
ロンドン・東京在住の
フリーランサー。
国際ジャーナリスト、通訳者
メディアコーディネーターとして、雑誌、書籍、テレビ・ラジオ
メディアで精力的に活動中。

大阪弁とイギリス英語の
バイリンガル。

インタビュアーとしては、
ハリウッド映画「ホビット」主演、BBCドラマ「シャーロック」
のワトソン役では英国アカデミー賞を受賞した
マーティン・フリーマンをはじめ、全英アルバムチャート1位を
獲得したエド・シーラン、アークティック・モンキーズ、
キャサリン・ジェンキンスなど、UK出身のミュージシャン・俳優
への英語インタビューを多数手がけている。
ロンドン五輪の現地取材も慣行。

高校時代の英語の成績は、
学年480人中478位の
落ちこぼれながら、
20歳から国内英語独習を
本格的に開始し、
現在の英語力に至る。

著書は、
『イギリス英語を聞く
The Red Book』
(コスモピア株式会社)
など。そのほか、月刊誌
『The English Journal』
(アルク)や季刊誌
『AERA English』
(朝日新聞社出版)
への寄稿も多数。
ブログ:ameblo.jp/ryohei-kawai-blog
ツイッター:@ryoheikawai

最初に英語に触れる時【子ども英語教育熱に物申す】

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こんにちは。川合亮平です。

そもそも僕が一番最初に英語に触れたのはいつだったか?

それは、多分、小学校に上がる前くらいだったと思います。

母が元々英語が好きなせいもあるのか(教員免許を持っているそうです)、

何故か、家に子ども用の英語教材がありました。

外国で売られている、子供向け英語学習教材です。
絵本やカセットですね。

それらの教材は、ただ家に”あり”、母と一緒に見たり、読んだり、
聴いたりしたことはなかったので、
なぜあったのか、今でも謎ではありますが、
とにかくありました。

ある日、子どもの好奇心から、ぼくはその1つのカセットを取り出して、
カセットプレイヤーで再生してみました。

母を驚かせようといういたずら心から、
そこで流れる単語・フレーズ(何かは思い出せません)をそっくりそのまま
出来るだけ暗記して、

別室に居る母の所に行き、そのフレーズを彼女に向けて発言したのです。

すると、子ども心にも大袈裟とわかるような(笑)、
「すごい!」という大きなポジティブなリアクションが返ってきて、
大変嬉しくなりました。

そして(嬉しい事があるとほとんどの子どもがそうであるように)、
その後は、そのリアクションが見たい気持ち一心で、
英語を暗記しては彼女の前で披露する、
という、同じ事の繰り返しがしばらく続きました。

まあ子どもというものは、良い意味でもそうでない意味でも、
飽きっぽいもので、そんな行動も、多分1週間もしないうちに
消息したと記憶しています。

しかし、ぼくの心の中には、
母の大袈裟な称賛のお蔭で、
「自分の英語(リピート)発音はすごい」
という、自信が深く刻み込まれることになったのです。

それが厳密に正しかったかどうかは全く重要ではない事を強調したいと思います。
子どもの可能性は無限であると思うからです。

さて、
現在のぼくの英語力を冷静に分析してみると、
主観的にも客観的にも秀でているといわれることが多いのは、
「ナチュラルな(イギリス)英語のフロー(発音)」です。

若干短絡的かもしれませんが、しかし、
ぼくの今の英語力の長所の発端は、
あの時の幼児体験が元になっていると確信しています。

自分から好奇心で始めた英語のリピートが、
予想外に、当時は自分の世界の全てともいえる母親から
大絶賛された。

そのポジティブなインパクトは今も僕の中に確実に息づいています。

そんな体験もあり、

今の過熱する一方の子ども英語教育に対するぼくの
1つの意見としては、

ー強制することで力はつかない。
(寧ろ、英語が嫌いになるというマイナスに働くケースも)

ー減点方式では力はつかない。
(寧ろ、英語が嫌いになるというマイナスに働くケースも)

です。

子ども英語教育業界に深入りしているわけではないので、
詳しくは分かりませんが、

上記の2点のような環境で英語に触れている子ども達は、
少なくはないのではないでしょうか。

それは、本末転倒だと思います。

強制するより、間違いを正すより、長時間教育するより、

子どもの自由な好奇心に任せて、英語にトライすること自体を全て肯定して、
短時間でも、子どもの心にポジティブなインパクトを残す、

そうした方が、長い目で見て、その子が将来、
英語と仲良く付き合うことができると思います。

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